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台風シーズン前に危険な大木の伐採を

昨年の台風19号では水戸市、常陸大宮市、大子町などでは甚大な被害が発生いたしました。

当然倒れた木が道路をふさいだり、家屋を傷つけるという被害も発生しております。もちろん、結果論的な話ではありますが、予め危険な大木を伐採しておけばこういった被害を防げたのは言うまでもありません。

河川の近くに住んでいない、まわりに崖崩れを起こすような山もないので安心と思っていても樹齢30年を超す大きな樹木が住宅や道路の近くにあると危険です。一般的に風速25m/sを超えると樹木倒壊の危険が高まります。昨年の台風19号では最大瞬間風速が55 m/s 、つまり樹木が倒れる風速の倍以上の猛烈な風が吹いた計算です。

もちろん、根の張り具合や地盤、樹木の種類、樹齢、木の健康状態等によって異なりますから一概に風速25m/sを超えたから折れるということではありませんが、老木になればなるほど倒壊の危険は高まります。

ときわ住建では夏の間、これからの台風に備えて危ない樹木を切ってくださいというご相談を数件頂きました。確かに見てみるとご相談されるだけあってとても危険でした。樹木の高さを単純に円の半径であるとするとその半径内に自宅のみならず隣家があるというお家もありました。また、隣が公民館というお宅もありました。公民館ですから当然万一の場合避難所として使われます。しかし、その公民館が樹木倒壊の危険性がある場所であったら避難は却って危険です。

台風や突風、竜巻、それ自体は天災ですから防ぎようがありません。しかし、樹木の倒壊などは予め対策を講じておくことにより、危険性をゼロにすることは可能です。殆どの方は実際に被害にあわれてから前もって木を切っておけばよかったと後悔されます。

そんなことにならないよう、倒れたら危険な大木は思い切って伐採することをお勧めいたします。また、めったにないことですが大きな木は雷が落ちて火災発生の原因にもなります。不要な木の伐採はお気軽にご相談ください。

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